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ぼくは「外に飲みに行く金なんか無いだろ」と言うと、彼は笑って「あるよ!」と言い、ぼくが今日貸した50ユーロを取り出したのでした。ぼくは「その金はしばらくの食料代にしろ」と言ったのですが全く通用せず、彼は人懐っこい笑顔で「Non
c'e` problema!」(問題ないよ!)と言ったのでした。
ぼくらは外出してビールを飲みました。そして彼の友人が宿泊しているホテルに行こうと言い出したので行ったのですが、ぼくはそのホテルのテラスで思いっきりゲロをしてしまいました。気まずくてその場に居られなくなったので、ぼくは独りで帰りました。しかし酔っぱらっていたぼくはどの方向が家なのか分からずに歩き出したので、ついに道に迷ってしまいました。真夜中でした。ぼくはまだ開いているバールの客に道を尋ね、かなり遠回りで帰っている事に気付きました。 |
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